こんにちは。シュンです。
「TOEICを初めて受けるけど、どこから手をつけていいかわからない…」
「何となく勉強してるけど、スコアが全然伸びない…」
「Part1からPart7まで、それぞれどう対策すれば良いの?」
もしかして、あなたもこんな風に悩んでいませんか?
実は、私も最初は同じような気持ちでした。TOEICって聞くと何だか難しそうで、「初心者の自分にはハードルが高すぎるかも…」と不安に感じていたんです。でも安心してください。正しい順番で、正しい方法で取り組めば、3ヶ月で100点アップは十分に達成可能です。
TOEICのスコアを100点アップさせるには、200〜300時間くらいの学習時間を見込んでおくことをおすすめしますと専門家も言っています。つまり、1日2〜3時間の学習を継続すれば、確実に成果は出るということです。
今回は、TOEIC初心者のあなたが挫折することなく、着実にスコアアップできる具体的な方法をお伝えします。Part別の対策方法から、3ヶ月間の勉強スケジュールまで、すべて分かりやすく解説していきますので、最後まで一緒に読み進めていきましょう。
TOEIC初心者が知っておくべき基本構成
まず最初に、TOEICの全体像を把握しておきましょう。TOEICは7つのパートから構成されており、各パートで異なる能力が試されます。
リスニングセクション(45分・100問)
– Part1:写真描写問題(6問)
– Part2:応答問題(25問)
– Part3:会話問題(39問)
– Part4:説明文問題(30問)
リーディングセクション(75分・100問)
– Part5:短文穴埋め問題(30問)
– Part6:長文穴埋め問題(16問)
– Part7:読解問題(54問)
「こんなにたくさんあるんだ…」と思うかもしれませんが、大丈夫です。それぞれのパートには特徴があり、効率的な攻略法があるんです。
Part別対策:初心者でも確実に点数を取る方法
Part1【写真描写問題】:まずはここで確実に得点しよう
Part1は1度に放送される文章が短いので聞き取りやすいです。また写真を見て問題を予想することもでき、難度が低いパートです。
攻略のコツ:
1. 写真を事前に確認:問題が放送される前に、写真を確認できます。写真を確認して、どんな問題が出題されそうか、予想しましょう
2. 頻出表現を覚える:頻出表現を暗記しておくことが効果的です。例えば、「pile up」という表現はよく出題されます
3. 動作と状態の区別:「着る(動作)(put on)」と「着ている(状態)(wear)」の区別も明確にしておく必要があります
勉強方法:
– 毎日10問ずつ解く
– 間違えた問題は音声を5回以上聞き直す
– 写真に写っているもの・人の状態を英語で説明する練習をする
Part2【応答問題】:文頭を聞き逃すな!
Part2はTOEICのなかで唯一の3択問題でもありますが、実は多くの人が苦手に感じるパートです。
攻略のコツ:
1. 疑問詞に集中:文頭の疑問詞を聞き取ることが最も重要です。疑問詞を正確に聞き取れば、答えの選択肢を絞り込むことができます
2. そらしの表現に注意:疑問詞に対して直接答えず、「I don’t know.」や「Please ask her.」などの答え方をすることがあります
3. 集中力を維持:Part2では連続で25問の問題が読み上げられるため、多くの人は途中で集中力を切れてしまいます
勉強方法:
– ディクテーションを通して、正確に英文を聞き取る力を鍛えるようにしましょう
– 疑問詞別(What/Where/When/Why/How)に分けて練習する
– 1問間違えても次の問題に気持ちを切り替える練習をする
Part3【会話問題】・Part4【説明文問題】:先読みがカギ
Part3とPart4は長文リスニング問題です。音声を聞く前に、設問にある英文に目を通しておくのがコツです。設問の内容を理解し、問われている内容を聞き取ることに集中しながら、音声を聞くようにします。
攻略のコツ:
1. 先読み必須:設問を事前に読んで、何を聞かれるかを把握する
2. メモを取る:重要な数字や固有名詞はメモする
3. 次の問題の準備:3つの設問に解答し終えたら、次の設問を先読みしておきましょう
勉強方法:
– 毎日5セット(15問)ずつ解く
– スクリプトを見ながら内容を完全に理解する
– 音声と同じスピードで読める練習をする
Part5【短文穴埋め問題】:文法力で差をつける
Part5は語彙や英文法の知識が問われるパートです。初心者でもしっかり対策すれば得点源にできます。
攻略のコツ:
1. 文法パターンを覚える:品詞・動詞の形・前置詞などの基本パターンを身につける
2. 時間配分に注意:1問20秒を目安に解く
3. 語彙力を強化:TOEIC頻出単語を覚える
勉強方法:
– 毎日30問ずつ解く
– 間違えた問題は必ず文法ルールを確認する
– 解説を読んで「なぜその答えになるのか」を理解する
Part6【長文穴埋め問題】:文脈理解が重要
Part6は文全体の文脈を把握しないと解けない問題が出題されるため、文書を全部読んで理解した上で問題を解く必要があります。
攻略のコツ:
1. 全文を読む:文脈を理解せずには解けない
2. Part5の延長で考える:基本的な文法知識も必要
3. 時間管理を意識:パート6でしっかり点数を取りつつ、パート7に十分な解答時間を残すには、「文全体を素早く読んで文脈を理解する力」を身につけることが大切です
勉強方法:
– 毎日2セット(8問)ずつ解く
– 文書の種類別(メール・広告・記事など)に慣れる
– 速読練習を取り入れる
Part7【読解問題】:最難関だが攻略可能
Part7はTOEICのリーディングセクションで最も難易度が高く、苦手とする学習者が多いパートです。
攻略のコツ:
1. 設問を先に読む:何を聞かれているかを把握してから本文を読む
2. スキミング・スキャニング:スキミング(全体像を把握する)とスキャニング(特定の情報を探す)のスキルを磨くことも大切です
3. 時間内に解ききる:まず「問題を最後まで解ききること」を目標にすることをおすすめします
勉強方法:
– 毎日3〜5文書を読む
– 時間を計りながら解く練習をする
– 様々な文書タイプに慣れる
3ヶ月でスコア100点UP!実践的勉強スケジュール
ここからは、実際に3ヶ月間でどのように勉強を進めていけば良いのか、具体的なスケジュールをご紹介します。
【1ヶ月目】基礎固めの期間
メインテーマ:単語+基本文法
週1〜2週目:
– 単語学習:TOEIC頻出単語400語をマスター
– 基本文法:中学〜高校レベルの文法復習
– Part1:毎日5問ずつ(写真描写に慣れる)
– Part5:毎日10問ずつ(基本的な文法問題)
週3〜4週目:
– 単語学習:600点レベルまでの単語を追加
– 文法強化:TOEIC頻出文法パターンの習得
– Part2:毎日10問ずつ(応答問題の基本パターン)
– Part5:毎日20問ずつ(問題量を増やす)
1ヶ月目の学習時間目安:1日2時間
– 単語:30分
– 文法:30分
– 問題演習:1時間
【2ヶ月目】実戦力養成の期間
メインテーマ:全パート対策+速度向上
週5〜6週目:
– Part3・4:毎日3セットずつ(先読み練習)
– Part6:毎日2セットずつ(文脈理解)
– Part7:毎日2〜3文書(時間を計って解く)
– 単語・文法:継続復習
週7〜8週目:
– 模試1回分を通しで解く(時間配分を確認)
– 弱点パートの集中対策
– 間違えた問題の徹底復習
– 速読・速聴練習の強化
2ヶ月目の学習時間目安:1日2.5時間
– 問題演習:2時間
– 復習・弱点対策:30分
【3ヶ月目】総仕上げの期間
メインテーマ:実戦演習+弱点克服
週9〜10週目:
– 模試を週2回のペースで解く
– 制限時間内での解答練習
– 苦手パートの重点対策
– 本番シミュレーション
週11〜12週目:
– 最終調整と復習
– 頻出表現・単語の総チェック
– メンタル面の準備
– 体調管理
3ヶ月目の学習時間目安:1日3時間
– 模試・問題演習:2時間
– 復習・分析:1時間
私の実体験:挫折から成功への道のり
実は、私も最初はTOEIC学習で大きな挫折を経験しました。
最初の頃は「とりあえず問題集を買って解けばスコアが上がるだろう」と思っていたんです。でも、やみくもに問題を解いているだけでは、全然スコアが伸びませんでした。Part7なんて、時間内に半分も解けない状態でした。
そんな時に、先輩から「TOEICは戦略的に攻略するものだよ」とアドバイスをもらったんです。TOEICには7つのパートがあります。この問題構成をしっかりと理解することで、試験時間中、何をすべきか迷って時間を無駄にしたり、見るべきポイントがわからず戸惑うことが圧倒的に減り、効率的に解答して行くことが出来ますという言葉が印象的でした。
そこで、パート別の特徴と攻略法をしっかりと学び、計画的な学習スケジュールを立てて取り組んだところ、3ヶ月で130点もスコアがアップしたんです!
特に効果があったのは:
1. 毎日の学習習慣を作ったこと
2. 苦手なパートを重点的に対策したこと
3. 時間配分を意識した練習を繰り返したこと
この経験から、正しい方法で継続すれば、必ず結果はついてくると確信しています。
効率的な学習を支える4つの重要ポイント
1. 基礎から積み上げる重要性
基礎知識とは、単語や文法のことです。まずは基礎知識、特に単語から学習しましょう。なぜなら基礎知識がなければ、他の勉強が成り立たないからです。
焦る気持ちはわかりますが、基礎をおろそかにして応用問題に取り組んでも、結局は遠回りになってしまいます。最初の1ヶ月は地道な基礎固めに徹することが、後々の大きな成果につながります。
2. パート別の優先順位を決める
TOEICで優先的に学習すべきパートは、以下の4パートです:
1. Part1(写真描写)
2. Part2(応答問題)
3. Part5(短文穴埋め)
4. Part7(読解問題)
この順番で学習することで、効率的にスコアアップを狙えます。
3. 時間配分の重要性
TOEICの試験時間は約2時間と長く、問題数も200問と多いため、解答にはスピードが求められます。特にリーディングセクションでは、Part5を15分、Part6を10分、Part7を50分で解くのが理想的です。
4. 継続学習の習慣化
忙しい社会人は、まとまった学習時間を確保するのは難しいかもしれません。しかし、通勤時間や昼休み、就寝前といった隙間時間を有効に活用すれば、毎日勉強を続けることができるでしょう。
初心者が陥りがちな落とし穴と対処法
落とし穴1:完璧主義になりすぎる
多くの初心者が「全問正解しなければ」と思い込んでしまいます。でも、「聞き逃したらそれまで」ということは、「あきらめが肝心」ということにもつながります。1問にこだわりすぎず、次の問題に集中することが大切です。
落とし穴2:単語だけに頼る
単語だけで判断すると、ひっかけ問題に引っかかる可能性があります。正確に聞き取るためには、文章全体の意味を理解することが必要です。
落とし穴3:苦手なパートを避ける
得意なパートを伸ばそうとしないことです。まずは得意なパートを伸ばすよりも苦手なパートを他のパートと同じレベルまで引き上げましょう。
学習効果を最大化する具体的なコツ
復習の仕方にこだわる
間違えた問題は、ただ正解を確認するだけではなく:
– なぜ間違えたのかを分析する
– 正解の根拠を明確にする
– 類似問題で再度確認する
この3ステップを必ず実行しましょう。
音読・シャドーイングを取り入れる
特にリスニング力向上には、音読やシャドーイングが効果的です。毎日15分でも継続すれば、大きな変化を実感できるはずです。
模試の活用法
模試は本番1ヶ月前から週1回のペースで解きましょう。重要なのは:
– 必ず時間を計って解く
– 間違えた問題は必ず復習する
– スコアの推移を記録する
モチベーションを維持する方法
3ヶ月間の学習を継続するには、モチベーション管理が重要です。
小さな目標を設定する
「3ヶ月で100点アップ」という大きな目標だけでなく、「今週はPart1で8割正解」「今月は単語を500個覚える」といった小さな目標も設定しましょう。
学習の見える化
学習時間や正答率をグラフにして、進歩を可視化することで、達成感を得られます。
仲間を作る
同じ目標を持つ仲間がいると、お互いに励まし合えて継続しやすくなります。
まとめ:あなたなら必ずできる!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
TOEIC学習は確かに簡単ではありませんが、正しい方法で継続すれば必ず結果は出ます。ご自身のレベルに合った適切な手法で勉強することが、TOEIC®高得点への近道です。
今回お伝えした内容をまとめると:
1. 基礎固めを最優先:単語と文法をしっかりと身につける
2. パート別対策:それぞれの特徴に合わせた攻略法を実践する
3. 計画的な学習:3ヶ月のスケジュールに沿って着実に進める
4. 継続の習慣化:毎日少しずつでも続けることが成功の秘訣
最初は大変かもしれませんが、1週間、1ヶ月と続けていくうちに、必ず手応えを感じられるはずです。私も含め、多くの人がこの方法でスコアアップを実現しています。
あなたも今日から、この記事で紹介した方法を試してみてください。まずは明日の学習から、Part1の問題を5問解いてみることから始めませんか?
きっと3ヶ月後には、「やってよかった!」と思える結果が待っているはずです。
一緒に頑張りましょう!
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今すぐ始められるアクション:
□ TOEIC対策用の単語帳を1冊選ぶ
□ 今日からPart1の問題を5問解く
□ 学習記録をつけるノートを用意する
□ 3ヶ月後の目標スコアを明確にする
これらのアクションから、今日一つだけでも実行してみてくださいね。小さな一歩が、大きな成果への第一歩となります。