英語語順で挫折した初心者でも7日間で英作文をマスターする3つの魔法のコツ

people standing inside city building 初心者向け英語の始め方

こんにちは。シュンです。

「英語の語順がさっぱり分からない…」

「英作文を書こうとしても、どこから手をつけていいか分からない」

「日本語の順番で英語を書いてしまって、全然通じない」

このような悩みを持つ方、とても多いのではないでしょうか。実は、私もかつては同じような悩みを抱えていました。中学校で英語を習い始めた頃、「I am happy」という簡単な文でさえ、なぜ「私は幸せです」を「私は・です・幸せ」の順番で言うのか全く理解できなかったのです。

でも、安心してください。今日お話しする「3つの魔法のコツ」を使えば、英語の語順の違いが、日本人の英語習得を難しくしている最大の要因の一つといっていい。語順を制すれば英語を制することができるという言葉の通り、たった7日間で英語語順の基本をマスターし、自信を持って英作文が書けるようになります。

実際に、英語の文章の基本ルールは、SVO(主語+動詞+目的語)の形です。このルールを覚えるだけで、英語の語順がグッとわかりやすくなります。このシンプルなルールを理解することから始めましょう。

【1日目】英語語順の基本中の基本「SVO」を身につける

日本語と英語の決定的な違いを理解しよう

まず、なぜ英語の語順が日本語と違うのかを理解することが重要です。

日本語は「主語→目的語→動詞(SOV)」、英語は「主語→動詞→目的語(SVO)」の順番が多いです。世界の言語のうち80%以上でSがOに先行するというのは偶然ではなく、何かしらの意味があります。

具体的に見てみましょう。

日本語の語順(SOV):

– 私は → りんごを → 食べます

– S(主語)→ O(目的語)→ V(動詞)

英語の語順(SVO):

– I → eat → an apple

– S(主語)→ V(動詞)→ O(目的語)

英語が「主語→動詞→目的語」の順序を採用している理由は、読み手や聞き手がすぐに「誰が何をしたのか」を理解できるようにするためです。

魔法のコツ①:「誰が→何をする→何を」で考える

英語の語順を覚える一番簡単な方法は、「誰が→何をする→何を」という順番で考えることです。

実践例:

– 「私は本を読みます」

– 誰が?→ 私は(I)

– 何をする?→ 読む(read)

– 何を?→ 本を(a book)

– 答え:I read a book.

「英語は結論(動詞)を先に言う」と覚えると、語順を間違えにくくなります。つまり、英語では「何をするか」を早めに伝えることが大切なのです。

【2日目〜3日目】語順感覚を身につける実践トレーニング

毎日の行動を英語で言ってみよう

英作文をとおして英語の文章を自分で作ることで、英語の文法や語順に慣れることができます。

2日目の練習メニュー:

朝起きてから夜寝るまでの基本的な行動を、SVOの順番で言ってみましょう。

1. I wake up.(私は起きます)

2. I brush my teeth.(私は歯を磨きます)

3. I eat breakfast.(私は朝食を食べます)

4. I go to school.(私は学校に行きます)

5. I study English.(私は英語を勉強します)

3日目の練習メニュー:

感情や状態を表す文を作ってみましょう。

1. I like music.(私は音楽が好きです)

2. I watch TV.(私はテレビを見ます)

3. I play games.(私はゲームをします)

4. I read books.(私は本を読みます)

5. I write letters.(私は手紙を書きます)

【4日目〜5日目】より自然な英作文を書くための応用テクニック

魔法のコツ②:「いつ・どこで・どのように」を後ろに付ける

基本のSVOができるようになったら、「いつ・どこで・どのように」の情報を後ろに付け加えることで、より詳しい文章が書けるようになります。

「語順」が分かると、他の文も作れます。「明日私は夕食をつくるつもりです。」こんな文なら、①だれが → 私は、②なにをする → つくるつもりです、③なにを → 夕食を、④どうやって、⑤どこで、⑥いつ → 明日、⑦なぜ

4日目の練習メニュー:

基本文に「いつ」を付け加えてみましょう。

1. I study English every day.(私は毎日英語を勉強します)

2. I play soccer on Sunday.(私は日曜日にサッカーをします)

3. I watch movies at night.(私は夜に映画を見ます)

5日目の練習メニュー:

「どこで」を付け加えてみましょう。

1. I eat lunch at school.(私は学校で昼食を食べます)

2. I buy books at the bookstore.(私は本屋で本を買います)

3. I meet friends at the park.(私は公園で友達と会います)

【6日目〜7日目】完璧な英作文を書くための最終仕上げ

魔法のコツ③:「シンプルに考える」が成功の秘訣

日常会話や英作文で使う文法は中学生レベルで十分であることを知っていましたか?あえて複雑な文法を使わず、なるべく中学生レベルの文法を使って書くことをおすすめします。

6日目の練習メニュー:

複雑な日本語を簡単な英語に変える練習をしましょう。

例:「私は昨日、友達と一緒に映画館で面白い映画を見ました。」

複雑に考えず、シンプルに分けて考えます:

1. I went to the movie theater yesterday.(私は昨日映画館に行きました)

2. I watched a movie with my friend.(私は友達と映画を見ました)

3. The movie was interesting.(その映画は面白かったです)

7日目の練習メニュー:

自分の一日を英語で書いてみましょう。

英作文で理由までつけて書いておくことで、自然と質問されたときに少し話を広げる癖がつくようになります。

例:

– I got up at 7 AM.(私は朝7時に起きました)

– I ate breakfast at home.(私は家で朝食を食べました)

– I studied English for one hour.(私は1時間英語を勉強しました)

– I like English because it’s fun.(私は英語が楽しいので好きです)

実体験:私が英語語順をマスターした瞬間

私が初めて英語の語順を理解できたのは、ある日の授業でのことでした。先生が「英語は動詞が早く出てくる言語だから、『何をするか』を早く伝えたがる言語なんだよ」と説明してくれた時です。

その瞬間、「あ、英語って結論を先に言いたがる言語なんだ!」と理解できました。それまで「なぜ日本語と違うんだろう?」と思っていたのが、「英語には英語の理由があるんだ」と納得できたのです。

日本語の語順はSOV(主語+目的語+述語)という構造に対し、英語はSVO(主語+述語+目的語)という語順で文章が構成されています。この違いを理解することで、英語の世界観が見えてきます。

よくある間違いと対処法

間違い1:日本語の順番で英語を書いてしまう

間違い例:

×「I yesterday movie watched.」(私は昨日映画を見ました)

正しい例:

○「I watched a movie yesterday.」

英語では「主語→動詞→目的語(SVO)」の順序を守ることが重要です。正しい順序でないと、相手に意味が伝わらなくなってしまいます。

間違い2:主語を忘れてしまう

間違い例:

×「Ate breakfast this morning.」(今朝朝食を食べました)

正しい例:

○「I ate breakfast this morning.」

英語には必ず主語が必要です。そのため、英作文を書くときには常に主語が何であるかを明確にしなければなりません。

継続のコツ:挫折しないための3つの心構え

1. 完璧を求めすぎない

英作文では言いたいことを正しく伝えることが目的なので、どんな表現を使ってもOKです。難しい単語を覚える必要もなく、中学生レベル程度の英語力で十分対応できます。

2. 毎日少しずつ続ける

残念ながら、英作文の上達は一朝一夕ではできません。まずは、毎日一文でもいいので、難しく考えず書き続けることが大切です。

3. 自分の成長を記録する

英作文の良いところは、昔の英作文を振り返る事で、自分の成長が実感できることです。7日間の練習内容を日記に記録して、自分の成長を実感しましょう。

次のステップ:より上達するための学習法

基礎を固めるために

英作文では難しい単語や文法を使う必要はありませんが、最低限の単語・文法の知識は必要です。目安となるのは「中学レベル」の英語力。

実践的な練習方法

辞書がなければ書けないような内容を書くよりも、今知っている単語・表現の中で、英作文をすることが、上達のコツです。

添削の重要性

書いた英作文は誰かに添削をしてもらうようにしてください。ネイティブの友達や英語ができる友達に見てもらっても良いのですが、やはり教えるプロに見てもらうのが一番です。

まとめ:7日間で英語語順をマスターする3つの魔法のコツ

今回お伝えした3つの魔法のコツを振り返ってみましょう:

魔法のコツ①:「誰が→何をする→何を」で考える

– 英語の基本語順SVOを体に染み込ませる

– 「結論(動詞)を先に言う」という英語の特徴を理解する

魔法のコツ②:「いつ・どこで・どのように」を後ろに付ける

– 基本のSVOに追加情報を付け加える

– 段階的に文章を豊かにしていく

魔法のコツ③:「シンプルに考える」が成功の秘訣

– 難しい文法は使わず、中学レベルの英語で十分

– 完璧を求めすぎず、伝わることを最優先にする

英語の語順をマスターして、スムーズに英語を話せるようになりましょう。

今すぐ始めてみましょう!

英語学習で最も大切なのは「今すぐ始めること」です。英語が話せるようになるためには、最低でも1,000時間は英語に触れる機会が必要です。ですから、英語を話せるようになりたいと思うなら、今すぐ始めるのがおすすめ。

まず今日から、朝起きた時に「I wake up.」と口に出して言ってみてください。たったこれだけでも、英語語順の第一歩が始まります。

今週の課題:

1. 毎日5つの基本文を作る

2. 「誰が→何をする→何を」の順番を意識する

3. 作った文を声に出して読む

4. 分からない単語があっても、知っている単語で表現してみる

あなたの英語学習が楽しく、そして確実に上達していくことを心から願っています。一緒に頑張りましょう!

次にすべきこと:

このコツを使って、まずは今日から7日間、毎日少しずつ英作文を書いてみてください。きっと1週間後には、「あれ?英語の語順って思ったより簡単だったんだ!」と感じているはずです。

何か分からないことがあれば、遠慮なく学習を続けてみてくださいね。あなたの英語学習を心から応援しています!

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