こんにちは。シュンです。
「来月、海外旅行の予定があるんだけど、英語が全然話せなくて不安…」「空港で何を聞かれるかわからないし、レストランで注文できるか心配」そんな声をよく聞きます。
実は、私も最初の海外旅行では同じような不安を抱えていました。でも、実際に旅行してみると、海外旅行で使う英語のパターンは意外と決まっているんです。基本的なフレーズを覚えておけば、思っているよりもずっと簡単に現地でコミュニケーションを取ることができます。
2025年4月の日本人出国者数を国・地域別にみると、韓国が257,903人、米国が124,363人、タイが58,152人だった。このデータが示すように、多くの日本人が海外旅行を楽しんでいます。しかし、英語力に自信がなくても、海外旅行をあきらめる必要はもうないのです。
今回は、英語が苦手な方でも海外旅行で困らない、実用的な英語フレーズと学習法をご紹介します。この記事を読めば、きっと次の海外旅行がもっと楽しくなりますよ。
海外旅行で本当に必要な英語力とは?
まず、海外旅行でどの程度の英語力が必要なのか、現実的な視点で考えてみましょう。
海外旅行で必要になる英語力は必要最低限と考えて良いでしょう。具体的には、「あいさつや日常会話ができる」「意思の疎通が取れる」程度のレベルが求められます。
実際に海外旅行では、以下のような場面で英語を使うことが多いです:
主要な英語使用場面
– 空港での手続き(チェックイン、入国審査など)
– ホテルでの予約確認やチェックイン
– レストランでの注文
– 道案内や場所を尋ねる時
– ショッピングでの価格交渉や商品説明
– 緊急時の対応
旅行の中で「こういった場面ではこういうフレーズが使われる」というパターンを例文などで押さえておくことで対応できるからです。
つまり、流暢な英語力よりも、よく使われる定型フレーズを覚えておくことが重要なんです。
空港で使える必須英語フレーズ
海外旅行の最初の関門は空港です。チェックインから入国審査まで、スムーズに進むためのフレーズを覚えておきましょう。
チェックインカウンターでの基本フレーズ
チェックイン・カウンターについたらまずはパスポートを出してスーツケースを預けます。
基本的な受け答え:
– “Hi, I’d like to check-in, please.”(こんにちは。チェックインをお願いします。)
– “Here’s my passport and ticket.”(こちらがパスポートとチケットです。)
荷物について聞かれたら:
– “I have one suitcase to check.”(預けるスーツケースが1つあります。)
– “I don’t have anything fragile.”(壊れやすいものは入っていません。)
入国審査での必須フレーズ
入国審査では、いくつかの定型質問をされます。落ち着いて答えられるよう、事前に準備しておきましょう。
よく聞かれる質問と答え方:
– “What’s the purpose of your visit?”(訪問の目的は何ですか?)
→ “For sightseeing.”(観光です。)
– “How long will you be staying?”(どのくらい滞在しますか?)
→ “For five days.”(5日間です。)
– “Where will you be staying?”(どこに滞在しますか?)
→ “At the Hilton Hotel.”(ヒルトンホテルです。)
・I’m traveling by myself.(一人旅です。)・I’m traveling with my friends.(友達と旅に来ました。)
トラブル時の対応フレーズ
「オンラインチェックインが出来ない!」、「マイレージはちゃんと加算されているかな?」「スーツケースが出てこない」など出入国時は心配ごとやハプニングがいろいろ。
よくあるトラブル対応:
– “The machine didn’t read my passport.”(チェックインの機械がパスポートを読み取れませんでした。)
– “My baggage didn’t come out.”(私の荷物が出てきません。)
– “My suitcase has been damaged.”(スーツケースが壊れています。)
ホテルでの英語コミュニケーション術
ホテルでの滞在を快適にするために、最低限覚えておきたいフレーズをご紹介します。
チェックイン時の基本フレーズ
㉕I’d like to check in.「こんにちは。チェックインをしたいのですが。」スタッフ:Welcome to Grand Opera hotel.
予約確認の流れ:
– “I’d like to check in.”(チェックインをお願いします。)
– “I have a reservation under the name of Yamada.”(山田の名前で予約しています。)
– “Here’s my confirmation.”(こちらが予約確認書です。)
部屋に関する要望
部屋のリクエスト:
– “I’d like a room with a view.”(眺めの良い部屋をお願いします。)
– “Could I have a non-smoking room?”(禁煙の部屋をお願いできますか?)
– “Is there a room available on a higher floor?”(上の階に空いている部屋はありますか?)
ホテル内サービスの利用
What kind of restaurant do you have in the hotel?ホテルにはどの様なレンストランがありますか?What time do they serve
施設について聞く:
– “What time is breakfast served?”(朝食は何時からですか?)
– “Where is the fitness center?”(フィットネスセンターはどこですか?)
– “Can you call a taxi for me?”(タクシーを呼んでいただけますか?)
レストランでの注文がスムーズになる英語フレーズ
旅行の楽しみの一つは現地の美味しい食事です。レストランでの注文がスムーズにできるよう、実用的なフレーズを覚えておきましょう。
席の確保と予約
レストランに着いたときから、テーブルに案内されるまでの厳選フレーズをご紹介する。We have a reservation at <8> o’clock under the name of
基本的な入店フレーズ:
– “Do you have a table for two?”(2人用のテーブルはありますか?)
– “We have a reservation at 7 o’clock.”(7時に予約しています。)
– “We don’t have a reservation.”(予約はしていません。)
注文時の便利フレーズ
What’s your signature dish?(お店の一番のおすすめは何ですか?)What do you recommend?
おすすめを聞く:
– “What do you recommend?”(何がおすすめですか?)
– “What’s popular here?”(ここで人気なのは何ですか?)
– “Could you recommend a local dish?”(地元の料理を教えてください。)
注文の仕方:
– “I’ll have the grilled salmon.”(グリルサーモンをお願いします。)
– “Could I have the menu, please?”(メニューをお願いします。)
– “I’m ready to order.”(注文をお願いします。)
食事中の要求
追加オーダーや要望:
– “Could I have some water, please?”(お水をお願いします。)
– “The check, please.”(お会計をお願いします。)
– “Could you take this away?”(これを下げていただけますか?)
ヨーロッパではレストランの時にトイレに行っておきましょう。日本と違って公衆トイレは有料ですが、レストランで食事している場合は、無料で貸してもらえるので、
道案内・移動で使える実用フレーズ
現地での移動時に困らないよう、道を聞いたり、交通機関を利用したりする際のフレーズを覚えておきましょう。
道を尋ねる基本フレーズ
道や場所を尋ねたいときに。最寄り駅を探すときなら、「How can I get to the nearest station?」。空港行きのバス停を探すときには「Where is the bus stop for the airport?」
場所を聞く:
– “Excuse me, where is the nearest station?”(すみません、最寄りの駅はどこですか?)
– “How can I get to the museum?”(博物館へはどうやって行けばよいですか?)
– “Is it walking distance?”(歩いて行ける距離ですか?)
タクシー利用時のフレーズ
Can you take me to Grand Opera hotel?Please take the fastest way.「グランドオペラホテルまでお願いできますか?最も早い道で行ってください。」
タクシーでの基本表現:
– “Please take me to the airport.”(空港まで行ってください。)
– “How much will it cost?”(いくらくらいかかりますか?)
– “Please use the meter.”(メーターを使ってください。)
電車・バス利用時
交通機関での質問:
– “Where can I buy a ticket?”(チケットはどこで買えますか?)
– “What time does the next train leave?”(次の電車は何時に出発しますか?)
– “Does this bus go to downtown?”(このバスは市内中心部に行きますか?)
英語学習を効率化する5つのステップ
海外旅行までの限られた時間で、効果的に英語を学習するための具体的な方法をご紹介します。
ステップ1:旅行計画に合わせたフレーズの選定
自分の旅のプランに合わせて、「現地でオプショナルツアーを申し込む」「タクシーで移動する」「バックパッカーの宿に泊まる」など先での行動をシミュレーションして、自分に必要な英語が勉強できます。
効果的な学習計画:
– 自分の旅行スケジュールを確認
– 必要になりそうなシーンを想定
– そのシーンで使うフレーズを重点的に学習
ステップ2:音声教材を活用した発音練習
リスニングやスピーキングの勉強をしたい場合は、CD・ダウンロード音源などが付属する参考書を選びましょう。
発音練習のコツ:
– 音声を聞いて真似する
– 録音して自分の発音をチェック
– 毎日少しずつでも継続する
ステップ3:実際の場面を想定したロールプレイ
講師を相手に、旅先での会話を想定した役割練習も行えます。
効果的なロールプレイ方法:
– 友人や家族と練習
– 鏡の前で一人で練習
– 様々なシチュエーションを想定
ステップ4:基本単語の暗記
以下の単語は、英語だけじゃなくて、現地語でも覚えておくと更に良いと思います。
覚えておくべき重要単語:
– 数字(1-100)
– 時間に関する単語
– 食べ物の基本単語
– 交通機関関連の単語
– 緊急時の単語
ステップ5:翻訳アプリの活用準備
日本に滞在しているうちに、オフライン対応の翻訳アプリと、使いたい言語をダウンロードしておくことです。
おすすめアプリ設定:
– Google翻訳のオフライン機能
– 音声認識機能の練習
– よく使うフレーズの保存機能
初心者が陥りやすい学習の落とし穴
海外旅行に向けた英語学習で、多くの人が犯しがちな間違いを避けるためのポイントをお伝えします。
完璧主義の落とし穴
英語が間違っていても通じなくても気にしないぐらいの気持ちで、積極的に話せばいいのです。
大切なマインドセット:
– 完璧な英語を目指さない
– 通じればOKという気持ちで臨む
– 間違いを恐れず積極的に話す
フレーズ暗記だけに頼る危険性
フレーズを覚えて行くだけではもとんど意味がないです。なぜなら、いざ覚えて行ったフレーズを使う時になってもとっさに出てこないからです。
実用的な学習方法:
– 単語の組み合わせで表現する力を養う
– ジェスチャーも併用する
– 状況に応じて応用できるようにする
時間配分の間違い
出発の1か月くらい前から準備を始めるのがおすすめです。
効率的な学習スケジュール:
– 1か月前:基本フレーズの暗記開始
– 2週間前:発音練習とロールプレイ
– 1週間前:復習と確認
現地でのコミュニケーション成功の秘訣
実際に海外旅行先で英語を使う際の心構えと、コミュニケーションを成功させるコツをご紹介します。
非言語コミュニケーションの活用
コミュニケーションの基本は「言語」じゃないと実感しました。授業で習うような「言語力」は実は重要ではなくて、「この人と話したい」「仲良くなりたい」という姿勢と笑顔が大切だと思うのです。
効果的な非言語コミュニケーション:
– 笑顔を心がける
– アイコンタクトを保つ
– 身振り手振りを使う
– 相手の話を真剣に聞く姿勢を見せる
文化的配慮の重要性
まずは、「こんにちは」と「ありがとう」を現地の言葉で言えるようにしましょう。現地の文化を尊重する姿勢はどの国・文化圏でもコミュニケーションの第一歩です。
基本的な現地語の挨拶:
– こんにちは
– ありがとう
– すみません
– さようなら
困った時の対処法
紙とペンは何かの交渉事や何かを聞く時に非常に便利です。どうしても相手の言ったことが聞き取れなかったり、何かの料金などはっきり数字を把握しておかなければいけない時は相手にメモ帳に書いてもらうようにしましょう。
緊急時の対処法:
– 紙とペンを活用
– 地図やガイドブックを見せる
– 写真を使って説明
– 翻訳アプリを活用
旅行タイプ別おすすめ学習法
あなたの旅行スタイルに合わせて、最適な学習方法を選びましょう。
ツアー旅行の場合
ツアーで旅行に行く際はガイドが添乗することがあるため、基本的な日常会話フレーズを中心に学習すれば十分です。
学習の重点:
– 挨拶と感謝の表現
– 簡単な買い物フレーズ
– 食事の注文方法
個人旅行(フリープラン)の場合
一人旅や長期滞在を考えている方はより高い英語力が必要になるため、英会話教室に通うことを強くおすすめします。
学習の重点:
– 交通機関の利用方法
– 緊急時の対応フレーズ
– 道案内の依頼と理解
バックパッカー旅行の場合
学習の重点:
– 宿泊施設でのコミュニケーション
– 現地の人との交流フレーズ
– 値段交渉の基本表現
実践的な学習リソース活用術
効果的な学習を進めるために、おすすめのリソースとその活用方法をご紹介します。
書籍・参考書の選び方
初心者向け旅行用英会話フレーズ集などを1冊持っておけば、旅行先でも使うことができます。
おすすめの参考書の特徴:
– 音声付きの教材
– シーン別に整理されている
– 実際の会話形式で紹介されている
スマートフォンアプリの活用
英語を話せない私がこれまで何の問題もなく海外旅行をしてこれたのは、これを持っていたからというのが大きいと思います。
おすすめアプリ機能:
– オフライン翻訳機能
– 音声認識機能
– フレーズ集機能
– 発音練習機能
オンライン学習の活用
訪れる国や地域に住んでいる人が、現地について英語で紹介しているような動画の視聴です。
効果的なオンライン学習:
– YouTube動画での現地情報収集
– オンライン英会話での実践練習
– 旅行関連のポッドキャスト聴取
英語学習のモチベーション維持法
継続的な学習を支えるモチベーション維持の方法をご紹介します。
明確な目標設定
1年以内に海外旅行に行くことを計画て、やる気を持続させることが重要です。
効果的な目標設定:
– 具体的な旅行日程を決める
– 現地でやりたいことを明確にする
– 学習の進捗を可視化する
小さな成功体験の積み重ね
モチベーション維持のコツ:
– 毎日少しずつでも学習する
– 覚えたフレーズを日常で使ってみる
– 学習記録をつける
楽しみながら学習する工夫
楽しい学習方法:
– 好きな映画や音楽を英語で楽しむ
– 旅行先の情報を英語で調べる
– 英語で旅行ブログを読む
最後に:次の海外旅行をもっと楽しく
海外旅行で使える英語フレーズをマスターすることは、決して難しいことではありません。実は旅行には英語力はそんなに必要がないことをご存じでしょうか?最低限使うことになるフレーズや、知っておいた方がいい単語を押さえておくことで、観光を楽しむことは可能になります。
重要なのは、完璧な英語を目指すことではなく、実際に使える実用的なフレーズを覚えて、現地でのコミュニケーションを楽しむことです。
この記事でご紹介したフレーズや学習方法を参考に、ぜひあなたの海外旅行をより充実したものにしてください。英語でのコミュニケーションができるようになると、現地の人との交流も深まり、旅行の楽しさが格段に上がります。
英語力のなさを理由に海外での体験を後回しにしてしまうのはもったいないです。
まずは今回紹介した基本フレーズから始めて、少しずつ練習していきましょう。そして、次の海外旅行では、きっと今まで以上に素晴らしい体験ができるはずです。
あなたの次の海外旅行が、英語でのコミュニケーションを通じて、より深く、より楽しいものになることを心から願っています。ぜひ勇気を出して、現地の人との会話を楽しんでくださいね!